2006年8月8日火曜日

Strudel di mele  林檎のストゥル‐デル



トレンティーノ地方の最も代表的なお菓子のひとつ。

作り方はいたって簡単(練りパイ生地):

<材料>
小麦粉300g、 卵1黄身1、バター100g、 牛乳 半カップ 、干しぶどう 500g 、リンゴ 6個、塩、シナモン、レモンの皮の摩り下ろし少々

<作り方>
1、ボールに小麦粉と柔らかくなったバター50g、卵1個、ひとつまみの塩、少し温めた牛乳を加え、練り生地をつくる。柔らかいボールになったら15分ほど置く。
2、一方、リンゴの皮をむき一口大に小さく切る。干しぶどう、松の実、レモンの皮の摩り下ろし少々、シナモン、砂糖、バターの残りを混ぜる。
3、生地を麺棒でできるだけ薄く延ばし、2の材料を中にいれ、太めのサラミのかたちになるように包み込む。上に卵の黄身を刷毛で塗り、オーブンで50分焼く。

折りパイ生地(pasta sfoglia)と練りパイ生地(pasta frolla)のどちらにするかは好み。 私の知っている限りでは、練りパイ生地を使うのが正統派との意見が多い、けれど。

フィエンメ渓谷 Fiemme、カヴァレーゼ Cavaleseで売っていたストゥル-デルは折りパイ生地を使ったもの、中にリンゴがたっぷり入っていて、どちらかというと『アップルパイ』。 これもなかなか美味しかったです。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ストゥル-デルのレシピを探していこのブログを見つけました。ストゥル-デルは、トレントのお菓子ではなく、チロル地方、つまり、北イタリア、オ-ストリア、南ドイツ全域のお菓子です。ザハトルテと並び、ウィ-ンのものが、本物のようです。

asa さんのコメント...

トレンティーノは歴史上オーストリア文化の影響をかなり受けていて、お菓子だけでなく、地方料理と呼ばれているものはドイツ、オーストリア料理に近いんですよ。
それに作り方も各家庭さまざま、作り方もほんの一例ですのでいろいろ研究してみては?