2008年11月25日火曜日

Mercatino di Natale - Trento

恒例になりました、クリスマス小市場。もう始まっています。

11月22日から12月24日まで ピアッツァ・フィエラにて

日曜から木曜日:10時~19時30分
金・土曜日:10時~20時30分
12月24日:10時~17時


Piazzale Ex Zuffo(高速出口)Piazzale Monte Baldo(環状道路南方面)の駐車場から送迎バスが運行。

ちょっと冷え込む仕事帰りの夕方にヴィン・ブルレを飲みに立寄るって手もあります。

2008年11月18日火曜日

トレンティーノ・バレーボール


トレンティーノ、バレーボールはセリアA。

遠くからだとその身長の高さ、よくわからないけれど、チームで一番背の高いブラジル人選手は212cm、リベロというポジションの185cmの選手がやけに小さく見えました。休憩時間に床ふきをする若者グループなんて、それは子供のよう。

なにしろ強いから、ファンも熱狂的で応援はもちろん野次もスゴイ。コート観戦一度は体験してみても良いかも。(大声を出すチャンスです!)

試合スケジュールはこちらで、http://www.trentinovolley.it/home/home.php

2008年10月19日日曜日

栗林 


栗の季節。この週末はトレンティーノあちらこちらの山村で栗祭りがあったようです。
今年はブレントニコ高原の栗林で有名な Castione di Brentonico へ。

お祭りの特別企画で栗林をガイド付きで案内してくれました。今年出荷するための栗拾いは終了したので落ちているものは持って帰っていいですよ、と言われて子供も大人も結構一所懸命探してましたが、ホントに辺り一面に栗の殻が落ちている林。たくさんの落ち葉はこの地域では家畜用の寝床の干草として使われるそう、確かにクッションになりそうな位な嵩。

生栗を冷凍する方法を教えてくれたので、では早速買って帰ろう、と思ったころは既に村中の販売所は売りきれ。そういえば山あいの小さな村落なのに、随分下のほうに駐車し坂道を徒歩で向かう人々、周辺の臨時駐車場も満杯、貸し切りバスも止まっていたくらいの賑わい、だった。なくなるはずだった、、。

ここの栗林は全て個人所有で、栗の実がなる秋だけでなく、林の清掃から始まり栗を落し、拾う作業、販売するために3種類の選り分けた後洗浄、などなど Castione 村一丸となって手間をかけ携っている栽培だそうだ。

2008年9月23日火曜日

Finferle- フィンフェルレ

Cantharellus Lutescens というんだそうですが。

フィンフェルリ(finferlo/i)は全体が薄い黄色、こちらフィンフェルレ(finferla/e)のほうは傘が茶色で足の部分が蛍光色のようなオレンジ色に近い明るい黄色をしている。ひとつ見つけると、森の地面の影で光を放っているようにごそごそ小さなのが周りに生息しているのが見つかりちょっと嬉しくなる。

夏の終りから市場にもお目見え。
最初にオリーブオイルでニンニクをさっと炒め、フィンフェルレ、パセリを加えて野菜スープで煮込む『ウミド』がポレンタと一緒に食べる代表的なトレンティーノ料理のひとつ。

2008年9月16日火曜日

Teroldego Rotaliano D.O.C. テロルデゴ・ロータリアーノDOC



テロルデゴ・ロータリアーノD.O.C.は、ロータリー平野の気候と環境に適した地元産のぶどう種から醸造されるワインで、歴史のあるトレンティーノ産ワインのなかでも1等酒として知られ、その品質はワイン醸造研究の重要な役割を果たしている。

特徴としては、暗赤色、深く豊かな色合い、光沢がある暗赤。熟した果物、野生ベリー、ラズベリー、ブルーベリーなど多種多様な香りを放つ。また特に熟成ワインでは土の香り、黒トリィフや皮などの香りにも気がつく。
調和のとれた緊張感のある好ましい味。

適温:16-18度(フレスコ)18-20度(熟成)

8月最週末メゾコローナで行われた試飲会“Alla scoperta del Teroldego”にて。

2008年8月13日水曜日

オルガンコンサート in Trentino

フィエンメ渓谷を拠点に、イタリア各地でも活躍中の吉田愛さんの9月トレントでのコンサート情報です。

  日時:9月13日(土)21時、
  場所:トレント、ラステ Santuario Madonna delle Laste

8月にもあったカヴァレーゼの教会とテーゼロでのコンサートはあいにく見逃しました。一日遅れでカヴァレーゼで偶然見つけたポスターの写真をアップしておきます。

お近くにお越しの際はは是非とも一度足を運んでみては如何でしょうか。きっとオルガンと彼女の弾くオルガン曲に魅せられますよ。

ちなみに、コンサート情報は彼女のブログ“オルガニスト愛のイタリア山小屋生活”にも掲載されています。

2008年8月12日火曜日

暑中(残暑)お見舞い申し上げます



この時期は山岳地方に避暑にいくか、日中は家に篭るというのが賢い過し方。
それでも8月も半ばを過ぎるとぐっと涼しくなるんですが。

忍耐強く時々訪れていただく皆々さまへ、
是非とも夏を謳歌して下さいね!!

2008年2月27日水曜日

Arco-Giovanni Segantini della Natura

出生から150年を記念してジョヴァンニ・セガンティーニの出生地アルコでセガンティーニ展を開催、約40点におよぶ油絵とデッサンを展示。





日時:3月8日~5月11日、
日曜~木曜日 10時-18時、金、土曜日 10時‐22時
場所:Galleria Civica G.Segantini-Palazzo dei Panni
入場料:5ユーロ(割引3ユーロ)


ジョヴァンニ・セガンティーニは1858年1月15日アルコで出生。

1874年アカデミア・デレ・アルテ・ディ・ブレラに登録、3年通学。1879年のブレラ国立展示会で最初の作品が多くの評価を受ける。当時はロンバルディアの真実主義の流れの影響を受けている。

Vittore Grubicy が当時のパトロンの一人であり、その後も友人関係と仕事の関係が長い間続くことになる。
新しい風景を求めてブリアンザ、その後プシアーノに引越しを続ける間も彼の経済援助を受けている。暫く自分独自のスタイルの確率を求めてアカデミアの若い塾生との交流をさけることを試みている。
86年イタリアからサヴォニーノへ。彼の絵の対象は畑作業、遊牧、羊毛の刈り込みや紡績作業などの田舎の生活であった。Grubicy はセガンティーニの経済援助を保証し、同時にイタリアはもとより、海外へ彼の作品を紹介、名声を広めていく。

1889年ロンドンでのイタリア展に出展、ここで高い評価を受け、芸術雑誌から仕事依頼を受ける。この頃にはデヴィジョニズム(色彩分割描法)画法が確立。北部地方を題材にした象徴主義的な寓意作品を残している。

『色をパレットのうえで混ぜていく作業は黒という色を導く過程にすぎない。真実はキャンパスに彩られる。絵画は光や空気や真実に近いものを生み出す方がいい。』セガンティーニの言葉である。

2008年1月21日月曜日

Folgardaー フォルガリダ

今年になって久しぶりに晴れた日曜日、スキーフリークでもないけれど、雪山を見に行くというのも悪くない、と出かけたのがFolgarida(フォルガリダ)。

トレントからは車でおよそ1時間弱、6人乗りのキャビンで約8分のMalghet(1855m)まで行くと目前にドロミティ・ブレンタが眺望できる、日当たり抜群の場所。スドライアのレンタルは一日3ユーロくらいです。

今回はフォルガリダまで車で行き、そこからゲレンデまでのリフトに乗りましたが、昨年クリスマス時期に、Daolasa~山小屋Solander(2040m)を12分で運ぶ新しいリフトが運行し始めたそう、ドロミティ・ブレンタだけでなくグルっと360度のパノラマが眺望できる『テラス』があるというので、次回は是非とも行ってみなくては。

トレントとVal di Sole のふたつのスキー場を結ぶ電車駅(Daolasa、Marilleva)も延長、車の渋滞に巻き込まれることなくこの渓谷へ、(Dolomiti Express http://www.ski.it/html/treno-sci.asp)、 駅から直接ゲレンデまでリフトがアクセスするという便利なサービスも開始しています。

冬のスポーツはしないからと山を敬遠するよりもリフトを使って雪景色を見に行く、高い山に登れば空気もいいし、それはまた視界も変わって気分も変わるというわけ。なかなか健康的な、トレンティーノならではの休日の過ごし方といえるかも。

もしも車で出かけた場合は、ファルガリダからMadonna di Campiglio までもわずかな距離なので、帰りにスキーリゾートで有名なここでショッピングという予定を加えることもできる、というのもいいですね。

http://www.valdisole.net/cms-01.00/articolo.asp?red=1&s=266&IDcms=2454&idAS=2454

2008年1月16日水曜日

Broccolo di Torbole e Santa Massenza

<ブロッコロ・ディ・トルボレ・エ・サンタ・マッセンツァ>

カリフラワーやブロッコリーの野菜の仲間であるが、この地方で採れるのはカリフラワーに見えるかぶの部分より、葉っぱが大きく成長しているのが特徴。

大きな葉はざくざく切って、太い茎を取り除き、かぶも葉も塩茹でにする。普通のカリフラワーよりかなり小ぶりなせいかサクサクしている。そして葉のほうが更にしまってコクがあるという感じ。魚料理にも、カルネ・サラーダのつけ合せ野菜にもおすすめだそう。

コショウ少々とオリーブオイルをかけるだけで充分美味しい、トレンティーノ産の冬野菜です。(11月から4月)