2008年10月19日日曜日

栗林 


栗の季節。この週末はトレンティーノあちらこちらの山村で栗祭りがあったようです。
今年はブレントニコ高原の栗林で有名な Castione di Brentonico へ。

お祭りの特別企画で栗林をガイド付きで案内してくれました。今年出荷するための栗拾いは終了したので落ちているものは持って帰っていいですよ、と言われて子供も大人も結構一所懸命探してましたが、ホントに辺り一面に栗の殻が落ちている林。たくさんの落ち葉はこの地域では家畜用の寝床の干草として使われるそう、確かにクッションになりそうな位な嵩。

生栗を冷凍する方法を教えてくれたので、では早速買って帰ろう、と思ったころは既に村中の販売所は売りきれ。そういえば山あいの小さな村落なのに、随分下のほうに駐車し坂道を徒歩で向かう人々、周辺の臨時駐車場も満杯、貸し切りバスも止まっていたくらいの賑わい、だった。なくなるはずだった、、。

ここの栗林は全て個人所有で、栗の実がなる秋だけでなく、林の清掃から始まり栗を落し、拾う作業、販売するために3種類の選り分けた後洗浄、などなど Castione 村一丸となって手間をかけ携っている栽培だそうだ。