2009年2月23日月曜日

世界で一番大きな鵞鳥!?



重さ70キンタル、高さ7、6メートル、2000本の竹棒で30人のトレント人によって10日間かけて仕上げられ、ヴィジリア祭のいかだのパリオのシンボルとしてアディジェ川に登場した、らしい。

朝の乗り継ぎバスの車中から、ダンテ広場の雪景色の中に忽然とたたずんでいるのを、初めて気がついた時にはちょっとビックリ、、、。雪も解けたので近寄ってみたら『世界で一番大きな鵞鳥』とありました。

確かにパリオのシンボルと言われれば納得。

2009年2月16日月曜日

市内バス乗車

多分イタリアのどの地域もシステムはそう変わらないと思うが、中距離以外の市内バス乗車の際は必ず乗車券を事前購入することが必要。運転手は、切符を販売していない。そして、シングル、その他の乗車券はもちろん、定期券としてのsmart card 保持者も乗車後直ちにオブリテラトリチェを通して消印することが義務つけられている。

だからといって、降車の際に誰かに提示する必 要もなく、検札に回っている車掌もいません。個人に責任を負われているってことである。

ところが時々抜き打ちで、途中の停留所で険しい顔つきの5、6人の検札員が乗車、定期券や乗車券の確認をするために乗り込んでくる。すると時々居るんですね、ここトレンティーノでも(!)無賃乗車、定期券を忘れた人など。そういう場合は次の停留所で係員と共に降車、お小言を頂き罰金の支払い手続きをするらしい。

スマートカード保持者も定期券を持っているというだけでなく、乗車時刻と場所をチップに記録させるシステムらしく、ちゃんと消印しているかどうかも、彼等の持っている機械で確認できるらしい。時々、注意されている学生などもいる。
通勤時間帯はちょっと迷惑で、ただでさえ朝は遅れ気味なため乗り継ぎ時間が気になるのに、検札が終るまでバスのドアが開かない、或いは発車しないという場合もある。

ちなみに、無賃乗車についての罰金は最低30ユーロから105ユーロ、プラス諸経費(支払い遅滞などにおける)、直ちにバス降車を命じられる。その場で15ユーロの罰金を支払うことも可能。

定期券を忘れた場合は確認手数料として3、33ユーロから10ユーロ。プラス支払い遅滞の場合はその追加料金を支払わなければならない。確認後、定期券が確認されなかった場合は最低30ユーロから105ユーロプラス諸経費の罰金が課せられる。

タバッキや停留所近くのパン屋などのバス乗車券販売窓口でも、昼食時間に閉まってしまうことも多いので乗車前にくれぐれも乗車券所持の確認を。ちなみに、トレント鉄道駅の構内に販売所もあるが、近頃は駅前停留所に自動販売機が設置され旅行者でも迷わず購入できるようになっている。

市内、県内中距離バス、その他特別割引切符、カード、トレント・マレ・マリレヴァ鉄道についての時刻表、タリフなど詳細はTrentino Trasporti へ
http://www.ttesercizio.it/Default.aspx

検札に来る人々は厳しい顔つきですが、運転手を始めインフォメーション窓口の方々は割合親切です、あしからず。