2015年11月2日月曜日

秋色 in Trentino

日中は気温がほどよく上がる11月初旬です。


週末はチェイ湖へ導く林道をドライブ。


先週の雨が、自然を水で溶いた絵の具で描いたように彩色され、


さらに秋色を満喫。快晴!しばらく嬉しい快晴が続くそうです。

2015年10月25日日曜日

ネプチューンの噴水

ドゥオモ広場にある、かの「ネプチューンの噴水」。


見慣れたつもりであっても時折、”本当に美しい景観”だと感嘆する。
まさにこの午前中は秋晴れのそんな一時でした。

2015年10月14日水曜日

秋色、トレント丘陵編

10月に入り一雨ごとに冬が近づく気配。こちらの秋は赤色系でなく黄色系ですが。


実を結んだマルメロの木に初めて遭遇。


やはりトレント郊外丘陵は懐かしい景色によく似ています。


2015年10月6日火曜日

カルドナッツォ湖 Lago di Caldonazzo

トレントから約17キロとほど近いカルドナッツォ湖(Lago di Caldonazzo)。観光客がぐっと減る季節の変わり目頃から、地元民のウオーキング(またはサイクリング)にちょうどいい。


私的にドラゴンボート競技会参加も思い出深い、、、。


高台ボセンティーノから臨む。


”眺望通り”と名のついた索道があるのです。いやはや良い眺め。
鉄道ヴァルスガナ線が湖畔駅カルチェラニカを通過、渓谷景色が長く続いた後に一時見る湖と、その近さは少し嬉し驚きといったところでしょうか。

2015年9月29日火曜日

IL COLTIVIAMO IL GUSTO - PALAZZO DELLE ALBERE

パラッツォ・デレ・アルベレ( #PALAZZO DELLE ALBERE) にて、#MUSE と#MARTの共催プロジェクトのトレンティーノ・フード・エキシビジョンが行われています。


ミラノ・EXPO2015と同時進行、10月31日まで。



チーズやサラミ、スペックなど、トレンティーノの食に関する小さな疑問アレコレ、わかりやすく興味深く展示。



すりガラス越しにMUSE、2階のテラスからは、正面にチェントロ(中心地)のトレ・ポルトーニまで、ダイレクトに結ぶかつての農道(現在はもちろん舗装されていますが)が望めます。その几帳面さに脱帽、、、



イタリア人はジェオメトリックが大好きな民族だと、またまた思う。


エキスポ開催残り一月、見てから行くか、行ってから来るか、、、ですね。



2015年9月19日土曜日

秋空 with Torre Vanga

駅近郊、アディジェ川に架かる橋を見張るために13世紀に建てられたヴァンガ 塔(Torre Vanga) が見える。



さてもう秋空。朝晩かなり涼しくなってきたこの頃です。
天気と同様、名残惜しむというメンタリティーはイタリアにはないのかも。サクッと季節は変わる。


2015年9月17日木曜日

草々、飛行フェス @Aeroporto G. Caproni  

さて初秋には微妙な天候の日曜もまたあり。
先週は雲行きの怪しい午前中にジャンジャンニ・カプローニ空港で行われていた”飛ぶ”を教える「Festivolare」(12・13日)”飛行フェス?”訪問してきました。


隣接したG・カプローニ航空学博物館で、ひとしきりアンティークスタイルを再び満喫した後飛行場へ。
そういえば5月のある日アディジェ川ウオーキング中のこと、グライダーと曳航する二機が雲の間に飛ぶのを「ほぅっ」と眺めたことがあった、、、


しかし鳥以外にも様々飛んでいるものだなぁと。



トレント上空サイトシーニングツアーもあるんだそうな。


ヘリコプター会社の倉庫も一般公開。
家族連れに大好評だったとか、我が家の大人2名(乗物好きなんでしょうか?)にも興味深いイベントでした。

2015年9月7日月曜日

ガルダ湖日和 @ Lago di Garda

まさにガルダ湖ドライブ&プチ・トレッキング日和の良く晴れた9月第一日曜日。


北東にあるパノラマ遊歩道(Busatte 〜Tempesta) からの眺望。

ガルダ湖は、ブレーシャ(ロンバルディア州)、ヴェローナ(ヴェネト州)、トレント(トレンティーノ・アルトアディジェ州)の3県にまたがる、イタリアの中ではもっとも広く、面積およそ370キロ平米、コモ湖に次3番目に深い湖です。

トルボレを望む
また、夜中から午前の早い時間に北から南へ吹く" IL PELE'R "と、昼近い午前中から午後に南から北へ吹く"L'ORA " 風のあることでも知られます。

時に風が止まる時もある、、、
このほぼ1日中吹く良い風を利用した、ヨットやウインドサーフィンなどのウオータースポーツが盛んで、国際、国内コンペティションの開催地としても最適。湖岸の幾つかのポイントでは、大人から子供まで学べる様々なコースももちろん充実。



この日は、モンテ・バルドからパラグライダー愛好家たちも優雅に(?)飛行。
午後には十分気温が上がりますし、まだまだ日光浴客も少なくない。日差しもある時に惜しまずに、、、

目的多様に楽しむ、ガルダ湖日和の過ごし方、ほんの一部ですが。

2015年8月10日月曜日

メンドラ峠より

トレントとボルツァーノの県境に位置するメンドラ峠からは、カルダーロ湖を結ぶケーブルカーが運行しています。


峠からアディジェ渓谷を望む。北方には、ボルツァーノがこんな風に広がっています。



下を覗くと、街がミニチュア模型のように見えるのがまた面白い。


また、かなり急カーブの山道があることも見えてしまう。


上手い具合に良い景色に見えるのは、緑に恵まれているおかげかも。

2015年8月8日土曜日

FESTIVAL PIU' PIANO

今年第8回目になるという、ピアノと他の楽器とのコラボレーションコンサート「ESTIVAL PIU' PIANO」が行われています。


先日ピアノ連弾コンサートに行ってきました。
美しいフレスコ画で装飾されたSOSATの会場もさながら、フランツ・リストをダイナミックに弾くパフォーマンスにすっかり魅せられ、大満足な一夜を過ごしました。

8月26日までのフェス、後半は山岳方面に移動するようです。




2015年8月4日火曜日

@ Piazza Venezia  ピアッツァ・ヴェネツィア

暑い日が続いていたこともありますが、"良く計算されてる"と感心、一瞬立ち止まってしまうこともある。


馬像はトレンティーノ出身彫刻家、ERALDO FOZZER (1908-1995) の作だそう。
いつもは気無しに通り過ぎてしまうロータリーですが。

2015年7月29日水曜日

@ ラマール湖 Lago di Lamar

先週一雨降ったおかげで、こちらは随分と過ごしやすくなりました。そうはいっても短いであろう夏を、アウトドア三昧を決め込んで湖水地方散策しております。


トレンティーノ南西部、ラギ渓谷にある湖のひとつ「ラマール湖」にて。
1)目線を水面に近づける意外な景色も見えてくること、2)午後にガルダ湖から強い風が吹く、を実体験。




また、3)湖岸に沿った散策道で森林浴も楽しめる。
長い日の、遅めの午後の気分転換にはちょうどいいかも。ちょっと車を飛ばしてきた価値ありました。

2015年7月27日月曜日

欠けた”最後の晩餐” テーゼロ Sant' Eliseo 教会

ミサ終了直後の教会の扉が開いている頃合いに通りかかり、思わず途中下車。テーゼロの聖エリゼオ教会(1541〜42年)を覗いてみました。


近年(1923年ごろ?)の修復により美しいステンドグラスの窓が開けられ、教会は明るくなったに違いないけれど、もともと描かれていた「最後の晩餐」の、キリストと3使徒であろう部分が消滅しまった(らしい)フレスコ画。




窓を開けるために、テーブルの中央をざくっと掘ってしまった(らしい)その大胆な決断にはちょっとした驚き。


2015年7月25日土曜日

トレンティーノ熟成チーズ ヴェゼナ

トレンティーノ産熟成チーズのひとつ、 「ヴェゼナ」



高原の放牧期(6月から9月)限定で製造され、最低12ヶ月以上熟成される。
高原の美味しい草を食べている雌牛からとれる乳で作るから、後から舌先にピリリと草原の味が残るところが特徴。




”スローな”というのが最も重要条件かもしれません、美味しい草より何より。

2015年7月9日木曜日

真夏の夜の散歩

先週からうだるような暑い日が続いていました。


日中は外出するのも気がひけるほど。
昨日は 午前中から雨が降ったり止んだりでやや気温も下がった感。
早速チェントロまで食後の散歩に出かけました。そういえば野外シネマという手もあったと思いつつ、久しぶりに涼める夜には、ジェラートを食べながらのぷらぷら散歩もおつなものでした。

2015年6月28日日曜日

ラ・トンカ - LA TONCA

盛大に行われたヴィジリオ祭は26日の花火をもって無事終了。飽きもせず、今年もまた21日筏レースの終盤観戦に行きましたとも。
さて、レース終了後、こちらも伝統行事のひとつ「LA TONCA」(ラ・トンカ)というイベントが行われます。



遡ること14世紀から17世紀ころまで、冒涜罪を戒める刑罰があったそう。
檻に入れられた罪人をアディジェ川に3回浸水させるという刑罰で、幸運にも生き延びることができれば罪が滅ぼされたとか。



その真似事の祭行事で、”時の人”を面白おかしく理由つけて、川に浸すというものなのですがね。


「LA TONCA」(ラ・トンカ)とはトレンティーノ方言で、イタリア語で IMMERSIONE-浸水という意味、地元語に誇りを持つ心意気が伺えます。

歴史を扱った映画によく登場するけれど、欧州人は刑罰場面を見物するのが好きらしい、つまり野次馬、結構残酷だよね、と思いながらもその擬一員になっておりました。

2015年6月7日日曜日

いやはや暑い日が続いています

まだ6月初旬というのに、30度を越すここ数日。


珍しく風のないガルダ湖、ヨットもウインドサーフィンも練習日和とは言えず。


ほっとするのは雲が通り過ぎる間だけ


当然、飛び込みたくなる気持ちわかります。
実に暑い週末でした。

2015年5月24日日曜日

Giro d'Italia  ジーロ・ディイタリア

ジーロ・ディイタリア」の15ステージ、思いがけずライブとその後TVでも観戦することができました。



下り坂地点の上、カメラを構えている間にどんどん行ってしまう。




ゆっくり観戦できたのは後を追う「アミライア 」(というのだそうですよ!)で、しかも台数の多さには改めてびっくり。彼らの援助無くして長いロードレースは成り立たない、ということが実に良くわかりました。

TV中継では地元の美しい景観をたっぷり満喫、何しろ地元賞賛主義ですから。
成る程、スポーツ観戦のこれもまたひとつの楽しみに成り得るわけですね。

2015年5月23日土曜日

Villa Margon

Palazzi Aperti」 のイベントでVilla Margon を再訪問しました。


現在はスプマンテ・フェラーリのルネッリ家が所有。
イタリアを代表する発泡酒スプマンテ・フェラーリの背景にふさわしい、トレントの歴史を物語る貴族館のひとつ。もともと中世時代からあった耕作地に、16世紀半ば当時の著名人ロレンツォ・バッソにより保養と農作業を兼ね得る好条件の館が設計されました。

ヴェネト風ルネッサンス様式建築の開廊は、2階は1階のアーチの2分の1の幅、さらに小窓の中心が列柱の真上、1階のアーチの中心点にくるなど、調和のとれた工学的な美しい外観が特徴です。







館内は、応接間のカール5世に因むエピソード、次の間の月次絵は当時の貴族の生活の証として、いずれもフレスコ画が見事に保存されています。

通常、水・土曜日に一般公開されています。予約の上お出かけください。




2015年4月13日月曜日

ガルダ湖にて

好天気の日曜日、湖はヨットで 東西占領されているのでした。


ガルダ湖北部は、ヨットやウインドサーフィンに好都合な風が吹くことで知られています。午前中はまさに最適な強い風、午後は穏やかな散策日和となりました。


さらに南方へドライブして一服。
こちらではラジコン飛行機の小コンペティションが。小型ながら、観戦するにふさわしいダイナミックな演技してくれてます。



春色景色を

復活祭が過ぎ、”途端”に春めいた暖かい陽気の日が続いています。




薄ピンクの花が咲いていると、”桜かも”(桜ではありません、あしからず)と立ち止まりそれで春を感ずるのは、きっとDNAでしょう。