2017年7月31日月曜日

眺望、アディジェ渓谷

コルノ城跡から望むアディジェ渓谷。


マルゼミーノ・ワインで知られるイゼラ村(Isera) の断崖に建つコルノ城 、その外観からコルノ(Corno 角、先鋒)と呼ばれたそうだ。もともと10世紀の建物と推定され、異なる城主にわたり18世紀に至る。



7月中旬に Strada del Vino e del Sapori del Trentino 主催の「Castelli DiVini」イベントに参加、コルノ城を初訪問。

考古学研究員により城跡の案内、その後イゼラ地区のサラミ、チーズ、養殖スモークマス、酵母パンの試食とワイン街道沿いにある醸造所のワイン、スプマンテ、グラッバの試飲、日も落ちた頃からはチェロ奏者のパフォーマンス鑑賞という提案。試飲食はなかなか美味、心地よいひとときを過ごせたのでした。

コルノ城跡へは、専用駐車場から遊歩道の森の坂道で徒歩数分。長期に渡り放置されていたために、石積の塞城跡が岩塊に一部残っているだけなのだが、特筆すべきはアディジェ川西岸から渓谷が一望できること、あまり知られていないパノラマポイントです。


2017年4月12日水曜日

月花の引越し先

今更なのですが、



中心地のチェーザレ・バッティスティ広場にあった彫刻、撤去されどこへ行ったのだろうと思っていたら、偶然にもレ・アルベレ・マンション区の公園で再会しました。
図案化された広い公園の他の木々とも良く調和、月とも花とも言われているけれど、樹とも思える彫刻かも。

2017年2月3日金曜日

1月初雪、Folgaria & Lago di Coe 

今季は初雪が1月13日、その後再び晴天が戻り、ここ数日は曇り、小雨のなんとも不思議な温暖な冬を過ごしている。

Rifiugio Camini よりドロミティ・ブレンタを望む

初雪の週末、トレントからもほど近いフォルガリア方面へ。(トレンティーノは除雪作業が徹底していて移動の困難が少ない、、、これは賞賛すべき、、)
雪は少なめ、でも晴天のゲレンデが気持ちいいのは、歩き組もスノーボーダー&スキーヤーも同じです。




さて、この先に凍氷しているため湖とは気がつかないほどの小ぶりな「コエ湖 -Lago di Coe」があります。




冷戦時代とナイキ・ハーキュリーズ・ミサイルに関する資料が展示されたBase Tuono 博物館があるコエ峠、閑静なだけに独特な景観なのです。

追記:
先日、コエ峠のRifiugio Camini の火事ニュースがありました。日当たりのいいテラスからドロミティ・ブレンタが望め、歩きに行った帰りにホットドリンクを飲みによく立ち寄った山小屋、とても残念です。