2018年12月20日木曜日

Buone Feste



町は、様々な問題に気がつかないほど(または気がつかないが如く)賑やかな待降節であります。その装飾に賛否両論あっても、なぜか寛容になり暖かい気持ちになるのは同様。
一年無事過ごすことができたことを「思わずダンテに感謝しそうになる駅前広場」、そう見えるのは、有難いことに(私的に)穏やかだったかもしれない、、、

2018年もわずかとなりました。
皆さま、良いクリスマスと良いお年をお迎えくださいませ。



2018年11月27日火曜日

#クリスマス小市場 # mercatinodinataletrento

光陰矢の如しを実感する11月末の今頃。いよいよクリスマス小市場も始まりました。


中心地ドオゥモ広場、今年はパリのエッフェル塔と同様のイルミネーションだそうな。
(賛否両論ありだそうですけどね)

2018年10月25日木曜日

#秋色 2

ピンク系の「赤」に変わる。日本でいう紅葉の赤とは異なる発色。


「イチョウ色」でしょう。

ピネ湖畔 にて

2018年10月23日火曜日

秋色 

だいぶご無沙汰してしまいました。
10月中旬の「かぼちゃ祭り」に出かけると、すっかり秋が深まっていることにようやく気がつく。辺りは「秋色」、楽しい自然の彩り。
ザクロとマルメロ
近頃市場に時々お目見えするマルメロ。フルーツでも生では野生的すぎる(?)煮るとかジャムにして食する。マルメロ入りリキュールなどもあり。

りんごと梨
オーガニックマーケットで、色と外見の可愛らしさにりんごを数キロ購入。大きさも色も均一ではないけれど、これがいっそう美味しそうに見えたというわけ。
赤りんごは赤というより、ピンク色。やや小ぶりでとても愛らしく、黄色のりんごのほうは甘くみずみずしく、それは、かのゴールデンなんかにもひけをとらない。

さて「ブオナ・ルイジャ(ブオナ・ルイザ)」梨、なかなか売っていない種類だそうですが、コクがあり、美味しさは噂通り。

秋の果物、目でも味わっているこの頃です。



2018年5月10日木曜日

ADUNATA NAZIONALE ALPINI TRENTO アルピーニ全国集会 トレント

山岳地方では、自身がアルピーニ(山岳兵)であったことを実に誇りに思っている。

毎年全国集会を各地で開催、今年は第91回トレントが開催地となりました。
約10万人がパレードに参加、今週末にかけて約60万人のアルピーニとその家族がトレントに集合すると予想されてるそうだ。兵役が廃止となったから、ボランティア・アルピーニはちょっと平均年齢が高いけれど、とても元気、やる気満々で、ともかく町をあげて歓迎とこの大イベントの準備のために慌ただしい日々が続いていたようだ。




トレント市内に近づくや、国道県道の至るところで国旗が翻り、至るところで「歓迎アルピーニ」の旗で歓待を表しているだけでなく、中心地のショーウインドーはイタリアンカラーとアルピーニ特有の羽根つき 帽子などでディスプレイ。もともとアルピーニはボランティア精神に溢れているから、「もてなす」ことは基本精神なのだ。

宿泊施設は何ヶ月も前から満室になっているので、なんと市内の学校や区民会館なども宿泊施設として提供するんだとか。ちなみに交通規制のために小中学校は休校、休業する会社も多いらしい。アウトドアには十分慣れているので、テントで寝るのもあまり問題ないのだそうだ。公共公園や駐車場などもキャンプ場に化すそうだ。

全国集会中(5月11日から13日)はアルピーニ・パレードだけでなく、各地区シアターや広場で合唱団やブラスバンドのコンサート、写真展などが開催。文化と歴史を知るという好機会でもある。期間中は公共交通機関と博物館の入場の無料パス「アドゥナータ・カード」が便利。郊外や丘陵から中心地へは徒歩でも到着できるが、隣町や渓谷までの移動に好都合。

中心地の広場にはフード・コートやドリンクカウンター、インフォメーション・ポイント設置、市内はトレントをより良く知って一層楽しんでもらおうという”アルピーニ流”のおもてなし満載である。

いやはやクリスマスマーケットなんてものじゃないのだ、もっと盛り上がっている!

実は我が家もしまっておいた「アルピーニ帽」がなぜか見えるところにある、のは夫の仕業。彼も兵役で大変な訓練をした経験があるから「アルピーニ」なのだ。
兵役に行った事のあるイタリア男性と兵役廃止後のイタ男子は、その世代の違いだけでなくスピリットに違いがあると感ずる、とても個人的見解なのだが。「アルピーニ」はイタリア北部、山岳地方のイタリア男子(男性)特有で、自身がアルピーニである事を実に誇りに思っているのと同時に、同志達は強い団結があるらしい、日頃のイベント参加などの姿勢からも、とても寛容な人たちという印象である。

昨日あたりから、チェックのシャツにアルピーニ帽を被ったシニョーリや髭面の貫禄たっぷりのシニョーリが続々トレントに到着している。
彼らのためにも、週末良いお天気になりますように!



2018年5月1日火曜日

りんごの花満開 ノン渓谷 #valdinon

4月後半から祭日と週末が重なり、ゴールデンウィーク(?)中のイタリア半島。先週まではちょっと汗ばむくらいの暑い日が続きましたが、週末からは晴れたり曇ったりの、なんだか不安定な天候となりました。

今回は北部方面へ車で40分ほど、久しぶりにノン渓谷へ。



日当たりの良い広いノン渓谷は、ヨーロッパにおける重要なりんご生産地としても知られます。


ただ今りんごの花が満開、それは見事な光景です。

2018年4月27日金曜日

トレント映画祭 #trentofilmfestival

春の恒例行事のひとつ、トレント映画祭 (4月26日から5月6日まで)始まりました。本来映画祭は「山、自然」がテーマですが、近年は海外の一国を指定、映画やイベントを通じてディスティネーション国に関する文化を紹介しています。

今年は「日本」が焦点で、邦画上映と文化紹介イベントを提案。(当然のことながら、SUSHI 、KIMONO、 IKEBANAなんかもありますよ)

寿司はもうほとんど SUSHIとして知られている”日本食”皿。近年では相当知られるようになった言葉と食べ物である。イベントのひとつに「フランス人シェフによる創作スシ」というのもあるのだとか。

日本人DOCの私としてはやや複雑な気持ちなのだが、こちらの「寿司」はSUSHI と表現されてちょうどいい、でも味にはうるさいイタリア人向け「新作寿司」。だから、日本で食するものとは違うものと考えれば”イケ”るのではないか。

さて、個人的にイベントの中の一押し、観る価値、観せる価値があると思われるのは、今村昌平監督の楢山節考(1983年作)の上映。



トレントにおいては、日本に関する初の大イベントです。

2018年4月12日木曜日

サン・シーロ教会 #sansiro #calavino #comunedimadruzzo

カラヴィーノの遊歩道中、岩の上に立つ小さな教会。遡ること12世紀建立だそうだ。



異なる時代につけたされたり修復されており、明確なもののひとつに、1610年6月、月日と氏名が教会正面の上部に記されている。古くは動物の守護聖人である聖プロコロに献じた教会だったが、1484年にパヴィアの司教に新しい祭壇を献じてサン・シーロ教会となる。サルカ谷の沼地に生きる農民の間で流行った熱病の守護聖人である。
17世紀から19世紀頃に描かれたと推定されるフレスコ画が内部に描かれているそうだ。訪問は予約制、残念ながら次回ということに。

トレンティーノ、ガルダ湖の北部、湖水とぶどう栽培でも知られたラーギ渓谷には小さな興味深い村落がいくつかある。カラヴィーノは2016年ラジーノと合併、「マドゥルッツォ」になった。再開発中(?)の 興味深い地域でもある。



2018年2月12日月曜日

グッドモーニング #goodmorningsaturday

午前中も早めの持間に陽が高くなってくるのが嬉しい2月。


冬期も土曜の朝市が立ちます、寒いなかご苦労さま。



2018年2月5日月曜日

アルペ・チンブラ, フォルガリア, ラバローネ #aplecimbra #folgarialavarone

フォルガリア・ラヴァローネはトレントから南東約40キロ。



トレントから山奥深すぎず、ちょうど良い距離。地元産チーズもなかなか美味、という理由で冬季も恒例のドライブ&散歩コースなのである。




さて私事ですが、大流行のインフルエンザから漸く快復。遅ればせながら今期初めての林道ドライブがまだまだ雪景色で、一層嬉しいというわけでした。